宮古島から関東まで引越しするには、どれぐらいかかるのか。宮古島へ引越しするときとは、勝手がだいぶ変わります。宮古島の引越し事情について調べてみました。
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宮古島から引越しするのは大変!送るか捨てるか?!
多くの人は島内で家電を買い、そして出て行く時には手放していく、といいます。それは送料がバカにならないほど高いから。だそうです。
でも、本当にそうなのだろうか?
せっかく買ったんだし、できれば送りたいよねえ、、ってことで、本当に送ると損してしまうのか調べてみました。
家族夫婦2人の引越し費用
宮古島の場合、アート引越しセンターやサカイ引越しセンターのような大手の引越し業者の事業所はありません。
よって、引越しするとなったら、全て自分たちで梱包までは行わなければいけません。
まずは馴染みのあるヤマトの引越しパックについて調べてみました。
単身パックで東京までであれば8万円ほど、ということ。
意外と高くないんですね。
でも、私たちの家具は少しどれも大きくて、冷蔵庫、洗濯機、テーブルなどを全部入れられないことがわかり、断念・・・。小さめの家具ならば単身パックでいけるはずです。
家電を送ることを諦められない私たちは、「家財宅急便」なるものの存在を知りました。
宮古島から関東まで、例えばうちの冷蔵庫だったら約2万円。買い直すことを考えたら悪くない値段です。送料と思うとバカバカしいのですが、捨てて買い直したらまた10万近くの出費をするわけで、送った方が安いということになります。
家財宅急便の価格表
www.008008.jp/topics/pdf/20140821_kazai_pricetable.pdf
営業所には引越しの3ヶ月前くらいに行って、いろいろな状況を確認しておきました。(それが不十分だった、ということにのちのち気がつかされるのですが)
そこで、そろそろと思い、引越しの1ヶ月前ぐらいに申し込みにいったところ・・・「年末はもうトラックがいっぱいで受けられない」ということ!!
私たちが引越すのは11月なので、まだ年末ってほどでもないのに、、、
ていうか、もっと早くそれを教えてくれればよかったじゃん!!(これは沖縄あるあるです、伝達不十分
)
怒ってもイライラしても、ここは宮古島。輸送にも限りがあり、働く人のスタンスも東京とはだいぶ違うので、これ以上詰め寄っても仕方がない。
郵便局はサイズ170までが限界で、冷蔵庫、洗濯機の輸送は諦めざるを得なくなりました。
テーブルについては佐川急便で1万円ほどで輸送できるということだったのですが、こちらもカビの不安があったので、もう売ってしまうことにしました。
大型家具はリサイクル屋さんで売ることに
結局、定説どおり売るしかないということがわかり、リサイクル屋さんに家具、家電は売ることにしました。
宮古島にはいくつかのリサイクルショップがあるらしいのですが、ここなら・・と思えるのは1件のみ。
生活館というお店の出張買取をお願いしました。
売ったものは、
「冷蔵庫、洗濯機、ガスコンロ、ハンガーラック、メタルラック2つ、木製ラック、スタンドチェア2つ」
これらまだほとんど新品同然でしたが、全て合わせて3万円ということ。 泣
決して満足な値段ではなかったけれど、捨てるよりはましなので、売ることにしました。
(テーブルについては5万円もしたものが、値段もつかないということで悔しいので売らずに粗大で捨てました!)
椅子、扇風機は解体してゆうパックで送る
他の小型家電はなんとかしてゆうパックで送ることにしました。
炊飯器、レンジあたりは問題なくそのまま梱包できるものです。また、長さのある掃除機、扇風機はちょうどよい箱が見つからないため、解体できるところまで小さくしました。
結果、160サイズの箱に入れて送料2400円くらいで送ることができました。
ちなみに大型の箱はヤマトさんで買いましたが、島に在庫がないことも。早めに頼んでおいた方が安心です。
また、普通のダンボールはマックスバリュで調達してきました。意外に大きな箱もあって重宝しました。
残りの身の回り品はゆうパックを活用
洋服、食器、本などの、他の細かいものたちも、ゆうパックです。なぜヤマトを使わなかったかというと、比較してみるとゆうパックの方が割安だったから。
そして、ヤマトさんが忙しすぎて集荷にこれなそうだったので、ゆうパックの方が無難だと判断しました。
もともと荷物はそれほど多い方ではなかったのですが、それでもダンボール9つくらいになり、結果として2万円ほど送料がかかりました。
引越しの退去日からは余裕をもって
ここ宮古島はいろいろなシーンで、島時間を感じさせてくれます。それは引越しも例外ではありません。予定どおりに行かないことも多いため、全て余裕を持った行動が必要です。
引越しの退去には、ガス、水道、電気の手続きが必要になります。
このうち立会いが必要なのは、「ガス」です。ガスに関しては、最後に検針にきてもらい、最終月の分を日割りでその場で清算しました。
ガスは先に1万円の預け金を渡してあるため、同時に1万円が戻されます。
この手続きは土日も含めて対応できるようでした。しかし、水道については、土日は対応できないらしく、平日に閉めてもらわなければいけないので要注意。
電気は土日大丈夫そうでした。
詳細は各事業所に確認してくださいね。
家族引越しならば、引越しセンターに確認
私たちの場合は二人だったので、そもそも荷物も少なかったし、融通をきかせることができました。でも、家族の場合はもっと引越しは大変なはず。
もちろん単身パックなんかでは、
引越し準備はとにかく早めにすること!
私たちの引越しで1つ悔しいのは、大きな家電が送れなかったことです。これは早めの申し込みをしておけば、受け入れてもらえたことから、とにかく早めの準備が大事だと感じました。
1ヶ月前じゃ遅いです。私の経験からいえば3ヶ月前には予約を入れておきましょう。そして、忘れられる可能性が高いので、何度か確認を入れること!!
最後の最後に集荷にこなかった・・なんてなったら、大変です。
そして、また島から出て行く可能性がある人は、こちらで買った家電の包装はとっておいた方がいいでしょう。ダンボールが手に入らず送れない・・なんていうのも悔しいですからね。
とにかく島から引越しするのは、内地での引越しとはだいぶハンデがあります。諦めなければならないことも多いです。ある程度の出費は覚悟した上で引越しを決めてくださいね。