インフラの不足している宮古島で、タクシーは欠かせない交通手段の一つ。でも、便利そうに見えて、実はとても便利とは言えない落とし穴があるのです。なぜタクシーが使えないというのか、その理由についてお話します。これから旅行で使う方は読んでおいてくださいね!
宮古島のタクシーが便利とは言い切れないトンデモ話
宮古島で車を持たないで生活していた私たち。どうしても、ある程度の距離のある場所にいくときは、タクシーを利用することになります。
宮古島ではタクシーはよく使われる交通手段です。
というのも、バスは走っているものの、ほとんど路線がありません。何時間に1本という状態で、ほぼ機能していません。
バスについて詳しくはこちら
そして、もちろん電車なんてありません。
島民のほぼ100%が車で生活しています。車を持っていない少数派と運転できない方(おじい、おばあなど)がタクシーかバスを利用しているといった感じです。
バスは普段の交通手段としては使えないので、タクシーを主に利用することになります。
宮古島のタクシー会社ってたくさんあるの?
宮古島は観光客も多いので、タクシーはよく走っています。タクシー会社も小さい島のわりには多い印象です。
宮古島のタクシー会社
・まるちくタクシー
沖縄県宮古島市平良字久貝686-7
0980-72-2005
・でいごタクシー
沖縄県宮古島市平良下里1051-1
0980-74-2053
・太平タクシー
沖縄県宮古島市平良字東仲宗根564-8
090-5416-0474
・協栄タクシー
沖縄県 宮古島市平良字西里768-2
0980-72-0799 予約専用フリーダイヤル0120-223091
・新生タクシー(伊良部島中心)
沖縄県宮古島市伊良部字前里添1279-1
0980-78-3326
・開発タクシー(伊良部島中心)
沖縄県宮古島市伊良部国仲86-14
09807-8-3774
たくさんある中で、私が一番よく使っていたのは、「まるちく」と「協栄」タクシーです。
まるちくは、エコカー利用をしていて新しい印象があったから。協栄は、よく見かけるから。という理由で使っていました。
しかし、どこの会社とははっきり言いませんが、いくつかの代表的な会社で、なんども同じミスがあったことから、タクシーへの不信感が募りだしました。
タクシーを呼んでも来ない事件頻発!!
タクシーを流しで捕まえることはできますが、確実に乗るには呼んだ方が安心です。
私は仕事や病院に行くときに使っていたので、基本的に時間に遅れることのないように、早めに余裕を持って呼ぶようにしていました。
しかし事件は起きてしまいました。
・ケース1
某タクシー会社1を予定の30分前に呼ぶ。時間になっても到着しない。
電話でいつ到着するのか聞いたところ、配車ができていないとのこと。結局、炎天下の中、流しのタクシーを広いに歩く羽目になりました。
・ケース2
空港に行くため某タクシー会社1を呼ぶ。予定の時刻になっても到着しない。同じく配車ができていなかったとのこと。
・ケース3
会社に行くため某タクシー会社2を呼ぶ。予約時間になっても到着しないため、電話をすると配車ができていない。15分はかかるとのこと。間に合わないため他の会社に電話すると、今は車が全て出ており配車できないとのこと。間一髪、予約したのと同じタクシー会社の車が通ったため、捕まえる。「御社のタクシー呼んだけど来なかったんですよ」と話したら、混乱してしまったのか、センターに無線で電話しはじめる。
「こっちは間に合わないから焦ってんのよ!!」と思ったが、そんなこと言える空気感すらない。全くもって、のんびりしすぎている・・
・ケース4
タクシーに乗車。運転手に家族から電話が入る。ハンズフリーではなく、普通に電話に出ようとするが、さすがにまずいと思ったのか停車しはじめる。「悪いね、ちょっと待ってね」と言われ、家族との電話待ちの状態・・。メーター上がったらどうすんのさ、、と思ったけど、ギリギリセーフでした。
・ケース5
宮古病院といえば、宮古島では知らない人はいない一番有名な病院。そこに向かうとき、さすがに道を詳しくいう必要はないと思い油断していたとき、事件は起こりました。
曲がるべき道で曲がらずに、通り過ぎてしまったのです。おかげで、遠回りすることになり100円ほどプラスされることに。そのまま請求されるし・・・全く反省の感じもせず。「間違えちゃった」の一言でした。
このようなトラブルが頻発して、タクシーを呼ぶのに疲弊してしまった私・・・
しばらくタクシーをなるべく使わないようにしていたこともあります。
でも、夏場は暑すぎるしタクシーを使わないわけにもいかず、もう諦めるしかないということに気づきました。
観光が増えているからこそ、もっとタクシー事業はしっかりやらないといけないんじゃないかなあと思いますが、まだ運ちゃんたちにはそんな気配は感じません。
みなさんも宮古島ののんびり感を大きな器で受け入れてあげてください。