小田原に日帰り旅行!かまぼこ通りと海と小田原城を回ってきました

箱根は何度も行ったことがあるけど、小田原って実は降りたことないという関東近辺在住の人って多いのではないでしょうか。

私もその一人で、30年以上東京に住んでいて小田原には行ったことがありませんでした。

今回、せっかく近くに引っ越したのだからということで小田原に日帰り旅行に行ってみました。

かまぼこ通り、御幸の浜、小田原城などの見所を紹介します。

小田原に行こうと思ったいきさつ・・

私が今住んでいる湘南エリアからは小田原までは東海道線に乗ればとても楽に到着できます。

今まで都内から行こうと思うと、ロマンスカーまたは新幹線に乗っていくことになるわけで、どうしても「だったら箱根まで行こうか」ってなってしまっていたのです。

箱根の方が温泉もあるし、ロープウェイとか、お土産屋さんも多いし何かと見所があるという印象です。そもそも、小田原は中継地点で小田原城くらいしかないし・・と思っていました。

でも、最近BSNHKで放送されていた「ふらっとあの街旅ラン10キロ」という番組があるのですが、そこで鈴木ちなみさんが小田原を走っていた回をみたのです。

その時、小田原の海水浴場「御幸の浜」に行ったときの映像で、海がとっても青くて驚いてしまって・・・本当にこんなに青いのかな?!と気になりだしてしまいました。そこですぐに確認に向かった・・というわけです。

小田原までの主な行き方とおすすめの方法

まず小田原に行く方法を確認しておきましょう。

小田原駅には多くの路線が走っているのですが、東京方面から行く場合には

・新宿からロマンスカー

・池袋、新宿、渋谷から湘南新宿ライン

・東京、新橋から東海道線

・東京、横浜から東海道新幹線

の主に4つの選択肢があります。(他にも行く方法はあります)

コスパと電車の雰囲気、旅感などを比較すると断然「ロマンスカー」がおすすめです。

新宿から小田原まで運賃890円、特急料金880円で、1770円で快適な旅が約束されています。ロマンスカーは事前に予約できるので座れないなんてことはありません。それに何しろ電車そのものが素敵だし・・(実は私は乗り鉄です)

何度も言いますが、小田原に新宿方面から行くならば断然ロマンスカーですね。

ちなみに湘南新宿ラインでも特急券を買ってグリーン席に乗れますが、なんと平日の場合では新宿ー小田原間の乗車賃1490円に特急券980円かかるので、計2570円となりロマンスカーより割高です。

そして新幹線も東京駅から小田原間で3220円ということで、断然割高になります。

駅弁の「鯛めし」を持って御幸の浜へ!

小田原駅に到着して、まず駅の大きな提灯にごあいさつを。

そして駅を降りてすぐ売店で売っている駅弁を物色します。

いろいろな駅弁があるけれど、ここは名物「鯛めし」を選びました。

小田原城を横目にしばらく海方面まで歩き、かまぼこ通りも横目に素通りして道を直進。そして海にたどり着きます。

この日は天気が悪くて、しかも台風の直後ということもあり海はどんよりモード。

それでも波打ち際の水の透明感は江ノ島や鵠沼あたりと比べると透明に見えました。

なんの障害物も無く、まっすぐな水平線と釣り船だけが静かに行き来する。

サーファーとかもいないので、とても静かでたそがれるにはぴったりな砂浜でした。

ただしちょっと砂?砂利?石?は粗めでした。

久々の鯛めしはこんなに甘かったっけ?って思ったけれど、付け合わせの佃煮やおしんこを組み合わせると甘みと塩っぱさが合いまって。日本人らしい味付けだよねえ・・なんて思っていただきました。

ちょっと寂しい?かまぼこ通りを散策

そしていよいよ気になっていた「かまぼこ通り」を歩きます。

現在、かまぼこ通りには現在10軒程度のかまぼこ屋さんがあります。昔はその倍以上のお店があって賑わっていたらしいのですが、現在でもかまぼこ屋さんの有名店の本店などが立ち並んでいます。

特にデパ地下などでも有名な「籠清(かごせい)」や「鈴廣」あたりは名前は聞いたことがあるという人も多いはずです。

かまぼこ通りのお店では各店舗で食べ歩き用に揚げたてのかまぼこ、ビールセットなんかも売られています。

ぜひ小腹を埋めに訪れてみてはいかがでしょうか。

あと私が個人的にかなり気になったのが鰹節屋さんの「籠常」さん。

店内に入ると独特な鰹節の香りが漂っていて・・かつお節中毒の私には超魅力的なお店でした。このお店は裏側が工場になっていて、昔ながらの作り方で鰹節を製造されているそうです。

小田原城と旧小田原城の跡地へ

そして、最後に小田原最大の名所である「小田原城」へ。

天守閣などにも入れますが、今回は外周からの見学のみ。

周りにはなぜか子供用の汽車ぽっぽ公園があったりして・・

そして敷地内にいた野良猫ちゃんたち。

さらに、小田原城から北西方面の方に少し歩いたところに「小田原城旧跡地」があります。

正規ルートではありませんが、学校の脇道を抜けて行くと超長い階段があり

その上をしばらく歩いて行くと旧小田原城の跡地があります。

小田原城を攻め込まれないように堀ったと言われているお堀です。

さらに景色を一望できる展望台も。

小田原の周りには丹沢、富士山などをはじめとする山々がそびえ立っていますが、少し小高い山に登るだけで景色が大きくかわるなあと感じました。

最後にお土産を買って、家路に

小田原の駅にはお土産やさんが数件、そして駅ビルのラスカには「箱根ベーカリー」やお菓子屋さんなども軒を連ねていてお土産には困りません。

小田原土産の定番といえば

  • 梅干し
  • 干物
  • かまぼこ

この3つは外せないところです。

他にも塩辛、温泉まんじゅうなども小田原っぽいお土産ですね。

私は定番のかまぼこと、秋限定のくり饅頭の「栗満月」

を買って帰りました。

美味しくて一気に食べてしまい・・こんな写真しかありません。

小田原は東京から近くて楽しめる街だった

いままで小田原は乗り換え地点のように思っていてスルーしていたけれど、行ってみると思っていた以上にいろいろ見所があることがわかりました。

海の幸もあれば山の景色もあって、自然豊かで良い街だなあと思いました。

また、かまぼこ通りや小田原城など、古い歴史を感じられる場所がたくさんあって、もっと歴史を学びたいなあと感じました。

次回はもっと予備知識を学んだ状態で、もう少し広い範囲をレンタサイクル借りて満喫してみたいと思っています!

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