宮古島のような離島に来ると心配なのが医療のレベル!!
特に長期滞在ともなれば、一度はお世話になるかもしれない病院がどんな感じなのか気になりますよね。
今回、滞在中に私は3回ほど病院にかかることがありました。
その経験をみなさんにお話したいと思います。
宮古島の医療事情ってどう??
宮古島の病院ってどこがあるの?
宮古島には、大きな病院が2つあります。
・沖縄県立宮古病院
・宮古島徳洲会病院
ちなみに伊良部島にも徳洲会分院があります。
重症度が高い場合には、大抵は宮古病院へ行くことになります。
さらに、小さな開業医よりもすこし大きめの診療所としては、
・下地診療所
・城辺中央クリニック
・うむやすみゃあす・ん診療所
などがあります。
だいたい、どの診療科もありますが、これは無いというのは、「美容整形外科」「呼吸器内科専門」「メンタル専門」などは見かけません。需要があまりないのかな?
他にも、宮古島温泉病院などもあります。
県立宮古病院はどんなところ?
宮古島で一番最先端の医療を受けられる場所といえば、やはり県立である宮古病院だと思います。
総合的にほとんどの疾患は対応可能になっています。
お医者さんは大学病院と同じように研修医の先生もいますが、専門性の高い医師も在籍しています。
私は喘息の発作が起きた時に、紹介されて行ったのですが、的確な判断をしてくれて、早くよくなることができました。
大きな病院というと待たせるイメージがありますが、東京の病院ほど待つことはありませんでした。
県立のわりには、小回りの効いた対応をしてくれるように思いました。
うわさでは徳洲会の整形外科などは、非常におじいおばあで混んでいるという話ですが、、
担当医師や診療科にもよるのかもしれません。
基本的に紹介状が必要なので、単なる風邪や胃腸炎くらいならば他の診療所や内科にいくことになります。
(もちろん緊急性が高ければ救急外来で対応してもらえます)
宮古病院外観
施設も2015年に新しくなったばかりなので、ホテルのように綺麗ですよ。
ただし、もっと高度な医療が必要な場合には宮古病院から本島の病院へ転院することもあるようです。
慢性疾患を持っている場合には、あらかじめ紹介状を書いてもらうなどして、確認しておいた方が安心です。
ちなみに処方箋は院外処方になります。近隣に薬局があって薬をもらうことができますよ。
町のクリニックはどう??
・内科
実は、私は宮古病院に行く前に、地域の開業医の内科にかかりました。
その時お世話になったのは、「砂川内科医院」です。
当時は女性の先生がいて、とても優しくて親身に考えてくれる方で安心できました。
先生は勤務医のようで、また現在は別の先生がいらっしゃるのだと思います。
単なる風邪の時や、慢性疾患でも血圧、糖尿などの病気で定期的に薬をもらうのであれば、このような内科でも十分です。
かかりつけ医として、地域のドクターに長く診てもらった方が安心ということもあります。
(県立の先生は結構移動が多いようなので・・)
・産婦人科
さらに、私がお世話になったのは、婦人科です。
宮古島で困ったのが、婦人科があまり多く無いということ。
・奥平産婦人科
・みやぎM’sクリニック
・みやこ母子クリニック
・県立宮古病院産婦人科
宮古病院の方は、やはり紹介状がないと診られないということでした。
まずは地域のクリニックで診てもらう必要があります。
母子クリニックは、出産の方が多そうだなあ・・と思い、みやぎM’sクリニックはホームページが見つからなかったことから、
私は奥平産婦人科にお世話になりました。
先生は年配の大ベテランという感じです。先代から産婦人科を開業している、宮古島の中でも歴史が古い病院のよう。
設備、機械などは東京の綺麗でおしゃれな産婦人科とは違って、まさにベーシックな感じの内装。
でも看護士さんたちも、とてもベテランで慣れているし、先生の判断も的確でした。
検査結果が遅れて来てない・・・という離島ならではのアクシデントもありましたが、問題なく診察を受けることができました。
ただし、先生一人で分娩も担当しているので、途中で急にお産が入るというびっくりな事も。笑
宮古島でも安心して医療を受けられる
離島というと、ドクターコトーのような小さな診療所しかないようなイメージがありますが、宮古島では心配はいりません。
県立病院での専門性の高い医療から、地域密着のクリニックでの包括的な医療まで、しっかりと医療を受けることができます。
それに何かあれば、沖縄本島に転院することもできます。
慣れない土地に来るといろいろな体調変化に見舞われることがあります。
いざという時パニックにならないように、どこにどんな病院があるのか予め知っておくと安心です。