沖縄のスーパーに初めて行って驚いたこと、それはお茶の豊富さです。
麦茶や緑茶を売っているコーナーには、ドラッグストアの健康茶コーナーばりにいろいろな種類のお茶が売られています。
目次
沖縄は健康茶モリンガの宝庫。
沖縄といえば、さんぴん茶が有名ですが、他にもいろいろあります。
- グアバ茶
- ごぼう茶
- ゴーヤ茶
- どくだみ茶
- ルイボスティー
- シモン茶
などなど。
コンビニですら、普通にルイボスティーの紙パック、グアバ茶のペットボトルなどが売られていて健康茶には事欠きません。
たしかに、ボトリングされたお茶に果たして本来の効果があるかというと、怪しい部分も多いわけですが、砂糖たっぷりの清涼飲料水を飲むよりはベターなのではないかと考えます。
お茶は漢方!?
お茶は万能薬のように漢方の世界でも考えられていて、お茶を飲むことは日々の健康管理につながります。
沖縄には、お茶の文化がしっかり根付いているなあと感じます。
この暑い気候を乗り切るために、いろいろなお茶を飲んできたのではないでしょうか。
スーパーフード!モリンガ茶
なかでも私が気に入っているのは、モリンガ茶です。
実は、このモリンガ、スーパーフードとしても大注目の存在なのです。
沖縄に来たならば、モリンガ茶をぜひゲットしてほしいと思います。
モリンガってなに??
そもそも、モリンガって何ですか??ってところから話していきましょう。
モリンガは別名「わさびの木」
「ミラクルツリー(奇跡の木)」、「メディスンボックスツリー(薬箱の木)」とも呼ばれるほど、優れた効果をもっていることで知られます。
歴史は古く、東洋医学の古典でもある「アーユルヴェーダ」にも収載されているというほど、歴史も深いのです。
モリンガは亜熱帯などの温暖な地域で生育します。どんな荒れた土地でも育つという生命力の強さを持っています。
日本では、沖縄がモリンガの特産地。
やっぱり海外産ではなく、国産の方が安心ですよね。
モリンガの効果って?
モリンガには人体に必要な栄養素は全て含まれているとも言われています。
その栄養素の豊富さから、効果の高さも伺い知れます。
いろいろな良い効果があるのですが、特に3つの効果に着目してお話していきましょう。
デトックス効果
なんでもかんでもデトックスという言葉が使われて、一体どんな作用なの?と疑問を感じてしまうことも多いのですが、モリンガのデトックス作用というのは、食物繊維の豊富さに裏付けられたものです。
なんと、モリンガの食物繊維はレタスの28倍もあるのです。
モリンガ茶を入れてみるとわかるのですが、細かい繊維質がフワーっと浮かんできます。
お茶からでもたっぷりと食物繊維を取り入れることができるのです。
しかも、ポイントになるのが、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」を絶妙なバランスで含んでいるという点。
食物繊維はただキャベツやごぼうなどをバリバリと食べたり、グラノーラなどを食べていれば良いというわけではありません!
むしろ、便秘がひどい人は、このような硬い繊維質ばかり摂っているとお腹が張って苦しくなってしまいます。
これらの硬い繊維質の本体は「不溶性食物繊維」で、水に溶けません。
不溶性食物繊維は便のかさを増して便秘を解消するだけでなく、腸内細菌の餌となり、腸内細菌が増えるのを助けてくれます。
しかし、逆に消化の負担になって腸を詰まらせたり、おなかの張りの原因にもなるので摂りすぎには要注意!!
そこで、おすすめなのは「水溶性食物繊維」も適度にとること。
水溶性食物繊維はぬるぬるっとしていて、お腹の中の汚れをからめとって外に出してくれます。
つまりデトックスに働いてくれるということです。
水溶性食物繊維は、フルーツやこんにゃく、海藻などに多く含まれるのですが、かなり意識していないと不足しがちになります。
そこで、おすすめなのがモリンガ
です。 両方をバランスよく含んでいて、お腹の中を綺麗にしてくれます。
余分な老廃物をお腹の中に溜め込んでいると、肌荒れ、イライラばかりでなく、血行不良により冷えや肥満などの原因にもなります。
お腹の中からきれいにして、溜め込まない体をつくるのにモリンガは役立ってくれるでしょう。
タンパク源としてダイエットに
モリンガの成分の、なんと約30%はタンパク質からできています。
モリンガは100g中に27.1gのタンパク質を含んでいます。
また、分岐鎖アミノ酸(BCAA, バリン、ロイシン、イソロイシン)が豊富であり、筋肉を作るのに役立ちます。
ダイエットにはタンパク質をしっかりとることが必要です。タンパク質を摂取して筋肉をつけることで燃焼効率を高めるのです。
ダイエット中に、野菜に偏って食事を摂っていませんか?
体重1kgあたり1.2g程度のタンパク質を摂取するのが理想です。体重50kgなら60gです。
モリンガを摂取することで、不足しがちなタンパク質を補うことができます。
しかも、植物性タンパク質なので、余分な脂質を摂取することを防ぐことができます。
また、ベジタリアンの方が不足しがちなタンパク質を補うのにも役立ちます。
タンパク質摂取ならば、プロテインパウダーという手もありますが、味が苦手な人にはモリンガもおすすめですよ。
カルシウムやGABAの効果でストレス解消
モリンガを摂取してから、比較的早く実感したのが、なんとなく気分が晴れたという感覚です。
その効果は科学的にも根拠があります。
モリンガには神経を落ち着かせる作用のあるカルシウムとGABAが豊富に含まれているのです。
カルシウムは神経伝達をよくする働きがあり、不足するとイライラしがちになります。
カルシウムの補給源としては、牛乳や小魚がありますが、牛乳には動物性脂質が高いことや、お腹がゴロゴロいう乳糖不耐症などの問題が隠れています。
小魚は苦手という人にもモリンガはおすすめです。
さらに、GABAには神経を落ち着かせて、寝つきをよくする作用もあります。
GABAが豊富な食べ物というと、発芽玄米がありますが、なんとモリンガには発芽玄米の30倍ものGABAが含まれているのです。
モリンガを摂取することは癒し効果にもつながりそうです。
モリンガ製品を宮古島で探してみた
モリンガは、沖縄の中でも、沖縄本島や石垣島で多く栽培されています。
でも、宮古島にもモリンガはあります。
大々的に売られているのが、コーラルグリーンという会社のモリンガ茶。
お値段は張りますが、しっかりとしたブランドなので安心感があります。
島全体が琉球石灰岩からできているという宮古島の特性を生かし、良質な弱アルカリの土壌で生育しているため、宮古島ならではの強くて元気なモリンガです。
スーパーでも買えるモリンガ茶
宮古島産ではなく、沖縄産ですがスーパーでも気軽にモリンガ茶は購入できます。
しかもお値段もリーズナブル。
こちらはマックスバリューで購入した沖縄産100%のモリンガ茶です。
なかなか本州では見かけることのないモリンガ茶だと思います。
結構モリンガ茶はメーカーや産地によって味が異なるのですが、この商品は苦味も少なく、香ばしい香りが立っていてとても飲みやすくて美味しかったです。
コスパも高いのでかなり重宝しています。
市場ではこんなモリンガ粉末も売っていましたよ。
こちらも味に嫌な感じが全くなく、とっても使いやすいです。
これだけ入っていて、しかも表示にはないけれど無農薬栽培なのだそうです。
海外産で買おうとしたらこの倍以上の価格はするのではないかな?
愛飲しているのが石垣島モリンガ茶
「え、宮古島なのに、なぜ石垣のを飲んでるの??」と思われしまいそうですね。
宮古産のモリンガ茶よりも、石垣産のモリンガの方が私は好みです。
石垣産のモリンガ茶はとても香ばしくて、体に優しい味がするんです。
食欲がありすぎて困るPMSの時にも、モリンガ茶を愛飲しています。不思議と食欲が落ち着くのです。モリンガは精神系にも働く作用があるといわれているのも納得です。
いろいろなブランドがあると思いますが、こちらのモリンガ茶が私のお気に入りです。
とっても良い香りで味も良いので、ぜひ試してみて欲しいです!
ぜひ沖縄、宮古島に来たならば現地のモリンガ茶をチェックしてみてくださいね。