「コンブチャ」って知っていますか? ハリウッドセレブが人気に火をつけた・・・といわれる飲み物です。
実は、かつて日本でも「紅茶きのこ」として流行ったことがあります。一時的なブームで終わるかな?と思いきや、しばらく人気が続いていて、すっかり定着したような感じさえあります。私もコンブチャを育てて飲んでいる一人です。
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私もコンブチャを飲んでいる一人です
バナナダイエット、グリーンスムージーみたいに一時的なブームで終わらずに、ある程度の人気をキープできているというのは、効果を実感している人が多いからじゃないかなと思います。
例えば、青汁。 これはもうかれこれ20年以上、人気商品として落ち着いていますよね。最初はまずい、くさい、とか言われていたけど、なんとなく飲むと調子が良いと感じる人が多いのではないでしょうか。
コンブチャはもちろん青汁ほどメジャーになるとは思えませんが、健康に関心の高い女性の間では、もっと浸透しても良いような気がしています。今回は、私がコンブチャを飲んで感じたこと、特に腸の変化について報告したいと思います。
コンブチャ飲んで感じた変化とは??
私がコンブチャを飲み始めたきっかけは、「便秘を解消するため」です。
あれこれ試しても改善しない、頑固な腸。そして、効果があってもすぐに慣れてしまう頑固な腸にかなり手を焼いていました。
なるべく、下剤は使いたくありません。
下剤、特にセンナやダイオウなどの刺激性(アントラキノン系)成分を含む下剤を繰り返し、長期に使っていると、「耐性」と「依存」が問題となります。
下剤の連用からの脱却のためにも、注目したのが、菌活です。
菌を腸で育て、腸内環境を改善する
ぬか漬け、納豆、味噌、キムチ、ヨーグルトなど菌を使った食品が流行っていて、「菌活」なんて言葉もあったりしますよね。
私も、菌活に目をつけました。でも、今までも菌活してなかったわけではありません。
ヨーグルト食べたり、毎日納豆を食べたり・・それでも変化があまり感じられなかったのです。
もしかしたら、菌が慣れている??
菌は腸内で陣取り合戦をしている
菌にも慣れというものがあるようです。菌を取り入れても、すぐに菌は腸に定着しません。だいたい2週間から1ヶ月は入れ替わるのに必要だといいます。
悪玉菌と善玉菌、そしてどっちつかずに日和見(ひよりみ)菌の激しい陣取り合戦が繰り広げられます。特に悪玉菌が多い場合には、善玉菌を根気よく、大量に導入してあげなければ、なかなか陣取り合戦に勝つことはできません。
そして、良い菌が入ってきても、それに打ち勝つ力のある他の菌がいると、いくら良い菌でも入り込んでいけません。同じ菌を与え続けると、それに打ち勝つ菌も出てきてしまうのです。
つまり、菌を変えてみるのが良いのでは?と考えたわけです。
今まで摂ったことのない菌で変化球を与える
そこで考えたのが、「変化球作戦」です。
いままで出会ったこともない、強くて良い機能を持った菌が入ってきたら、腸内の陣取り合戦を勝ち抜けるのでは??と思ったのです。
そこで、今まで試したことない菌を探して辿りついたのが、コンブチャだったのです。
コンブチャは、昆布が入っているわけではありませんよ!
紅茶キノコともいうように、「キノコの菌を使ったドリンク」です。
紅茶やウーロン茶などのお茶に、バクテリア酵母菌でできた塊(=スコビー:Symbiotic Colony of Bacteria and Yeast) と、きび砂糖を加えると、酵母菌が 糖をエサに発酵をはじめます。そのままフルーティーな酸味と微炭酸が感じられるまで発酵させたのがコンブチャです
引用元:Kombucha Wonderland
コンブチャには酵母菌がたっぷり含まれています。酵母というと、パンの発行に使われるものを思い出しますよね。
有機酸(グルコン酸、乳酸、酢酸)、アミノ酸、ポリフェノールなどの成分が酵母菌の働きによって発生します。
有機酸というのは、お通じをよくする作用がある菌です。
乳酸、酢酸などの酸は、乳酸菌やビフィズス菌からも発生して腸内で悪玉菌を退治するのに役立っています。
ポリフェノールの抗酸化成分は腸の内皮細胞の生まれ変わりを助けて、元気な腸内環境の維持に役立ちます。元気な腸細胞だからこそ、便秘になりにくい状態を維持できるのです。
便秘解消と抗酸化作用は一見関係ないようで、意外と関係が深いんです。
実際にコンブチャを飲んで便秘がよくなった?!
コンブチャを飲んでからの変化は、結構すぐに感じました。
夜に飲んで、寝るときにはゴロゴロとお腹が動き始めて、翌朝は久々のスッキリ感だったのです。
「えー、嘘でしょー」って思われそうですが、これは本当です。
自分でも驚きでした。普段、いろいろと便秘に効くといわれる食べ物や飲み物を飲んでも、ウンともスンとも言わなかったのに。
コンブチャ、、、すごいかも?!
とテンションが上がりました
でも、嬉しかったのはつかの間・・・また数日たつと段々と変化が感じられなくなりました。私の腸が得意としている、慣れというやつが来たのかな?と思いました。
それで一旦飲むのをやめてみました。3日くらい空けたところ、やっぱり腸の調子が徐々に悪くなってきたのです。
そこで再びコンブチャを再開。すると、やっぱり動きが良い。
というわけで、飲んだり、飲まなかったりすることで、腸内フローラに刺激を与えているのかなあ??と考察しました。(科学的根拠は不明ですが、調べて見ようと思っています。)
コンブチャはどうやって入手する?
コンブチャの入手方法ですが、コンブチャには次の3タイプがあります。
・簡単に飲めるドリンクタイプ(Wooninさんのおすすめのコンブチャが日本のブーム火付け役だと思います!!)
・希釈するタイプ、パウダータイプなどのコンブチャ
・スコピー(菌株)から育てるコンブチャ
私はまず、どうしても無添加、本格派にこだわりたかったので、スコピーを育てる方法で始めました。入手はオークションでパンケーキ状に育ったスコピーを買いました。
写真は東京から宮古島まで持って来て育てあげたスコピーです。立派でしょう? 笑
でも、いま思うとどこの誰がどんな衛生状態で育てているのかもわからないので、怪しかったかも・・・と思います。
無添加、安全にこだわるならば、こちらのマウイコンブチャキットがおすすめです。ある程度育ったスコピーと液体が入っているので、失敗しにくいです。
さらにツワモノだと、コンブチャドリンクからスコピーを育てる方法でコンブチャを増やしている人もいるそうですよ。
初心者にはちょっと難しいかもしれません。
スコピーを育てるのは、少し手間と時間がかかります。ズボラ、面倒臭がりの人だと続けられない・・など。旅行が多い人も危険です。
わたしもしばらくスコピーを育てていましたが、お世話を怠るようになり、ダメにしてしまいました。
調べてみると、最近ではいろんな商品が増えているから、もっと手軽にコンブチャ生活ができるようになっています。
旅行が多い私は、パウダータイプが便利だと思います。それに、余計な添加物も少なくて、ドリンクタイプよりも安全面で優っています。
菌活は続けることが大事なので、一番自分がモチベーションを保って続けられそうな方法を見つけるのがポイントです。
あなたも、コンブチャで腸の菌活しませんか??