宮古島はバスでも移動可能!レンタカー無しでも楽しむ方法を教えます

宮古島はレンタカーが無いと厳しいという噂は本当か?

沖縄、北海道はとりあえず、みんな口を揃えてレンタカーが無いと無理だよー
なんてことを平気でいいます。

でもそれって本当でしょうか?その人の物差しで測るとそうなのでは?と思ってしまいます。

私たちは自転車が大好きで、歩くのも苦ではありません。
東京に住んでいるということもありますが、2、3駅くらい歩くなんて普通のことです。

新宿から銀座くらいまでは平気で歩けます。
だからこのブログを信じるか信じないかはあなたの体力と気力次第、ということになりますので
それを踏まえて読んでいただければと思います。

そもそも、レンタカーに乗らない理由は?

レンタカーに何で乗らないんですか?と聞かれたら、それは運転ができないから、という一言になります。
免許は持っていてもペーパードライバー。宮古島は安全だよ、とは言われても、安全な中で事故を起こす可能性はゼロではありません。
それに結構、高齢な方が運転していたり、私のようなペーパードライバーの観光客が事故を起こすことも多いのだそうです。

せっかくの旅行を事故で台無しにしたら・・・・旅行どころでなく人生も台無しにしてしまったら?

そんなリスクを負ってまで便利を追求して車に乗る必要はないと思ったのです。

レンタカーの代わりになる交通手段は?

レンタカーの代わりになる交通手段はいくつかあります。ちなみに宮古島には電車はありません。

  • 徒歩
  • 自転車
  • バイク
  • バス
  • タクシー

中でも今回紹介したいのがバスで移動する方法です。

おそらくほとんどの旅行者が使っていないだろう、路線バス。意外と便利に使うことができるので、その方法をご紹介したいと思います!

宮古島でバスに乗って移動してみたが、意外と大丈夫だった

バスなんて乗るんですか?!とだいたい地元の人は、びっくりされます。
というのも、バスを使うのは、

  • 車で送迎してもらえない学生
  • 運転できない高齢者の方

以上の2択くらいなものなのです。

会社勤めのサラリーマンなどが乗っている姿はほとんど見かけません。
まず、観光客が乗っていることはほとんどありません。

宮古島でバスが活用されていない理由

宮古島のバス
宮古島で島民の方はほとんどの場合、車で移動しています。地元の人からしたら、バスなんて学生か高齢者が乗るものという認識なのです。その理由には、都会で走っているバスとは違って、宮古島のバスは次のような使いにくさがあるのです。

本数がかなり少ない!

宮古島のバスですがかなり本数が少ないというのが使い勝手の悪さでしょう。

一番本数が多い平良ー平良港ですら、昼は1時間に1本とか2、3時間来ないという時間帯があります。また伊良部大橋を渡るバスもだいたい1時間に1本程度です。多くの発着時間帯が学校の開始時刻あたりと、終業時刻あたりに集中し、昼間はまばらといった感じです。

路線が限られている!

都会のように縦横無尽にバスが走っていれば良いですが、走っているのはごく限られた地域のみ。市街地の平良周辺から放射状に東西南北へ走っていますが、路線は主に7つ

宮古共栄バス、八千代バス、共和バスの3社がルートを分担して持っています。

それでもバスをお勧めする理由

不便、不便・・と利便性ばかり求めているならばバスは絶対におすすめではありません。安いからという理由で選ぶべきでもありません。レンタカーだって安いところで借りれば1日2500円くらいからある島ですから、バスが安いとは限らないのです。

レンタカーを探すならばこちらがおすすめです。
国内レンタカーの予約・比較はスカイチケット

それでも私がバスをおすすめするのは理由があります。

おだやかなローカルな雰囲気を味わえる

バスが通るのは観光名所ではなく、むしろ生活に密着した地域なので、観光ルートばかり回っていたらみられないような景色を楽しむことができます。また、乗って来るおばあ、子供たちなどのローカルな雰囲気も味わうことができます。

運転手のおじさんとのふれあい


結構楽しいのが、運転手のおじさんとの触れ合いです。私たちのような観光客がバスを使うことがかなり珍しいようで、大抵びっくりされるものです。だからこそ会話が弾んだり、温かい気持ちになれる時間が待っています。

実際にバスでどこに行けるの?

問題はバスで果たして観光ができるのか?ということではないでしょうか。
行きたい場所へ行けるのかどうかが大事ですよね。

そこで実際に私たちがバスで行けた場所をご紹介します。
ちなみに宿泊しているのは「平良市街」という前提です。

イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンは宮古島の南東側にあります。
シュノーケルポイントでもあり、潜らなくても綺麗な景色を楽しむことができる観光スポットです。
宮古島に来たならば、ぜひ行って欲しい場所です。

最初、私たちは車が無いからと諦めていたのですが、調べてみると「イムギャーマリンガーデン方面」のバスがありました。
「協栄バス」の「友利線」という路線です。

時間は最新の時刻表を確認して欲しいのですが、朝8時40分に出発する便ならば、だいたい20分くらいで着き
1時間半程度、最短でも観光する時間を確保できます。もしシュノーケルするなら夕方発のバスもあります。

ただしイムギャーに行く時に降ろされるバス停は、結構急な坂の上!そこから歩いて下って10分くらいするとマリンガーデンに到着します。眼の前では無いので、しっかり紫外線対策などはして行ってください!
あと、イムギャーマリンガーデンには特に売店や食べる場所がありません。お昼ご飯の調達は計画的にしていきましょう。

池間島

池間大橋の景色

(写真はバスからの池間大橋の景色です。)

伊良部大橋のある伊良部島、カフェなどが充実している来間島と比べると、少し観光スポットとしては人気が無い感じの池間島。
でも、池間島にかかる池間大橋からの眺めが格別に美しいです。橋の高さがさほど高くないので、バスからの海の眺めもかなり良い。

池間島に着くと港に降ろされます。そこから特に観光スポットがあるわけではないのですが、宮古島とは違った島時間を味わうことができます。

集落を少しあるいてたどり着く西側の海岸は、結構迫力があります。

大神島

大神島
池間島までバスで通るルートには大神島のフェリー乗り場もあります。

大神島まで行く観光客はそれほど多くないようですが、すごく神秘的で不思議なパワーを感じる島で、時間があるならぜひ行って欲しい場所です。私はここで、不思議な魚を見かけました。あれはなんだったのだろう?と今でも思っているほど、神の存在を感じるような経験でした。
大神島へは「島尻入口」というバス停で降りる必要がありますが、このバス停は宮古島から池間方面の往路では止まりません。池間から宮古島への復路だけ止まるのでご注意を。もし急ぎならば、その手前の「狩俣」から歩くこともできます。
フェリーの時間に余裕があれば、池間まで回って復路で下車しても特に料金は上乗せされず乗れました。

大神島へのフェリーの時間とバスの時間をよく調べてから行ってくださいね。

バス情報はどこで調べる?

なかなかガイドブックでは手に入らないバスの路線情報ですが、調べ方がいくつかあります。バス情報の調べ方をご紹介します。

バス会社のホームページを確認する

宮古協栄バス
URL: http://www.miyako-net.ne.jp/kyoeibus/top.html

八千代バス
URL: http://yachiyo-bus-taxi.jp/rosenbus.html

共和バス(伊良部島)
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/shityo/kankosyoukou/
syoukou/oshirase/files/kyouwabustime.pdf

※最新の情報はホームページを確認してください!

 

現地フリーペーパー 観光ガイドブック宮古島をゲットする

観光ガイドブック宮古島
現地で手に入るフリーペーパーの中でも、「観光ガイドブック宮古島」には路線バス情報が詳しくのっています。
路線から、時刻表や料金まで参考になります。
入手場所は、平良港近くの「しゃぶ庵」の前や、各ホテルなどで確認してみてください。

市役所前の観光案内所でマップをもらう

宮古島市役所の反対側にある建物の2階に観光案内所があります。受付の人に頼めばマップをもらえるかもしれません。
私が以前聞いたときは持っていましたが、何しろほとんど地元の人も乗らないようなものなので、あまり情報は持ってないという感じでした。

宮古島はバス旅でも十分楽しめます!

(写真は伊良部大橋の景色)

バス+徒歩で結構楽しむことができます。確かにレンタカーは便利だけど、運転する人が疲れてしまったり、お酒を飲めない、事故のリスクとかを考えると、バスも悪くないですよ。

それに地元の人の生活を感じながら、のんびりとした気分を味わうことができるのもバス旅の良いところです。
ちょっとした不便を感じるのも、宮古島の旅らしいかなあ?と思っています。

レンタカーを使う日もあって良いでしょう。やっぱり行きたい場所に自由にいける便利さがレンタカーにはありますよね。

あなたも宮古島に来たら、バスに乗って旅してみませんか??

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