オーガニックコスメというと、有名なのはアメリカ、オーストラリア、ドイツなど、アジア圏以外の諸外国ってイメージがありませんか?
タイなんて、ちょっと危険な怪しいもの使ってそう・・って私も思っていました。
でも実は、現地に行ってみると日本よりも実生活に馴染んだ形で、ナチュラル系やオーガニックコスメが普通に売られているんです!
でも、やっぱり日本人とタイ人では肌質も違うわけで、よーく選ばないと失敗することもあります。
今回は私が実際に試してみた自然派コスメブランドをご紹介します!
目次
タイってどうしてオーガニック系が多いの?
タイとオーガニックがなかなか結びつかない・・という方に、まずはどうしてタイに案外オーガニックコスメが多いのかに、その背景についてお話したいと思います。
とはいっても、ここでお伝えできるのは、私が住んでみて文化に触れて感じたことからの推測にしかすぎません。。本来ならばタイの文化人類学でも学んだら良いんでしょうけど、それも難しいのでご勘弁願いたいと思います!
タイには、昔から「サムンプライ」と呼ばれるハーブを使った文化があります。
わかりやすいところで言えば、トムヤムクン。レモングラス、こぶみかんの葉、カーなどハーブがたっぷり入っていますよね。
あと日本人にも大人気のパクチーだって、れっきとしたサムンプライの1つ。
大陸の真ん中で、南は海に囲まれたタイはとっても蒸し暑い。周辺の国とはまた別格の暑さがあります。そんな暑い国ならではの知恵として発展し、根付いてきたのがサムンプライ(ハーブ)です。
例えば、辛いものを食べたとき、タイ人はよく途中でハーブをかじったりします。それは清涼感を求めてクールダウンさせるため。辛いものを食べて体内にこもりがちな熱を発散させて、そしてクールダウンさせる。
タイ人の生き抜く上で培われた知恵が詰まっているのがサムンプライ。
また、他に馴染みのあるものといえば、タイマッサージがあります。そこで使われるタイマッサージの道具で「ハーブボール」というものがあります。
ハーブを布に包んで作ったもので、それを蒸して使います。
このように、タイにはハーブという文化が大きく根付いているということがわっったかと思います。
タイのナチュラル系コスメブランド
タイで売られているナチュラル系コスメにも、チープなものから高級なものまで幅広い選択肢があります。
多くの高級系ブランドはタイのスパブランドのものが中心です。まずは高級系を3つ紹介します!
高級系スパブランド3選
アーブErb
ピンクを基調としたパッケージが気品と可愛らしさを感じるErb
私も一番最初につかったタイコスメがErbでした。
タイの大きなデパートに行けば大抵の場合売られているほど、人気のあるブランドです。
このブランドのデザイナーはもともとファッションデザイナーでもあった女性パットリーさん。
とても洗練されたデザインで、ちょっとセレブ感が化粧台や洗面台に欲しいなーという方におすすめです!
タイ航空のビジネスクラスのトラベルキットにも選ばれている高級スパブランドです。実は日本にも進出済み。
バレンタインにぴったり過ぎるコレクションのワイン&ローズコレクションは、暖かくなるまでのリミテッドエディション。
贅沢な成分が詰まっているので、ラグジュアリー感がより高いシリーズ。
香り、保湿感ともに一番推しです。https://t.co/KZG1l66spN pic.twitter.com/cXAxXaSVis— Erb Japan (@ErbJapan) 2018年2月13日
THANN タン
厳選した自然派原料を使った高級スキンケアブランドです。
アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各国で直営店とオリジナルスパを展開する THANN は、タイ発の高級ナチュラルスキンケアブランドです。厳選された自然植物を原料に、最新の皮膚科学とアロマセラピーの技術を活用して生み出された製品は、上質な香りと、信頼性の高いスキンケア効果をもたらします。
引用元: THANN公式 https://www.thann-natural.co.jp/user_data/about.php
六本木のミッドタウンにも店舗を構えていて、日本でも割と知名度があるブランドです。
私はタイのスパブランド系では、このTHANNが一番好きです。すっきりとしたデザインと、ハーブ系の自然な香りが使ってて気持ちがいいブランドです。
日本でもおなじみの米やシソなども使っていて、タイのハーブであるレモングラスやケフィアライム(コブミカンの葉)なども配合しています。
もちろん日本の直営でも購入可能ですが、現地で買ったほうが若干お得です。
https://t.co/uVPgRap1jw
2018年、抱負や期待を胸に抱き、新しい年を迎えたこの時期にスペシャルコスメでお肌に“おまじないケア”をしてみませんか?フィーチャーしたのは、「クレイマスク」と「フェイススクラブ」。週に一度のスペシャルケアで幸運を引き寄せるチャンスが増えるかも。 pic.twitter.com/RQDfFTqQEa— THANN Japan official (@THANNJapan) 2018年1月12日
HARNN ハーン
ナチュラルスパブランドで、タイでは上の2つと同じくメジャーなブランド。大概のデパートに行けば手に入ります。THANNと名前が似ているのですが、 別のブランドなので要注意を。ジャスミンの香りがとっても良いのでおすすめです。
シャンプーや石鹸などは肌荒れとかトラブルの原因にもなりやすいので、まずはボディーローションくらいから初めて見るのがいいかなと思います。
コスパ高い系タイコスメ
ここまで紹介したものよりも、もうちょっとお値段が手頃で、しかも日本には未入荷なものもあります。現地まで行ったならばぜひそのような珍しくて買いやすいブランドを試して欲しいと思います。
KHAOKHO TALAYPU カオコータレイプ
引用元:http://www.khaokhotalaypu.com/?lang=en
タイでは普通にコンビニでも手に入る、カオコータレイプ。コブミカン、コメなどを使ったシャンプーなど、アロエヴェラ配合のものまで、いろいろな製品があります。
タイ北部に農場を持ち、ハーブなどを栽培しているという本格派。そしてシャンプー1本がなんと70バーツ!自然派シャンプーが200円ちょっとで買えてしまうのだから驚きですよね。