どこで生活していてもお金はかかるもの。でも、その土地によって物価は全然違いますね。
私はずっと東京で育ったので、正直東京の物価しか知りませんでした。
東京の中にも、物価が安い所と高い所はあるけれど、平均すると全国的には最も高い都市。
それでも安いスーパーや週末の市場(都会ではマルシェとかいいますけど・・)で買ったりして生活費を抑えるのを楽しんでいました。
目次
宮古島で生活する上で大事な物価が気になる!
でも、今はサラリーマン時代とは違い、生活費をもっと気にしなければいけません。
やっぱり宮古島に住むとなった時に、心配したのが物価でした。
宮古島の物価は安い?高い?
もちろん田舎の方が物価は安いよね、と思っていたのは、大方のところ当たっていましたが、
必ずしも安いものばかりではないということも分かりました。
でも、普段の生活で買うもので、とくにこだわりを捨ててしまえば、殆どの場合で東京よりは安いという印象です。特に安いと感じたのは次のものたち。
ほうれん草が安い!
例えばほうれん草。東京ならば旬で出回る冬場であっても、群馬産のほうれん草が5束で298円くらい。
でも宮古ならば宮古産のほうれん草が10束くらい入って、なんと100円ということも!
寒いところで栽培されているイメージがあったが、宮古島で結構栽培されていることに
おどろきました。
トマトが安い!
都内で暮らしていると、トマトが結構高くて買うのをためらうことが多かったのですが、宮古島はトマトが安いのです。
都内だとミニトマトのパックは一つ298円くらいでしたが、宮古島の市場(あたらす市場など)で買えば、1パック120円、150円くらいです。
しかも赤くて新鮮!味も甘さと酸っぱさがちょうどよくて問題ありません。
宮古島の知り合いが言うには、ゴミとして捨てていたミニトマトが発芽して、トマトの実が成ったというからびっくりです。
ベビーリーフが安い!
宮古島に来て感激した安い野菜のトップに入るのが、ベビーリーフだと思います。
東京で売られているベビーリーフは、茨城産などで1袋300円でスッカスカの状態でした。
手でひとつかみすれば片手で収まる程度しか入っていない感じで、高くて勿体無いなあと思って買っていました。それでもベビーリーフは栄養価が高いので食べたかったので。
それが宮古島に来て初めて入ったサンエーで売られているベビーリーフを見て驚きました。
「パンパンに入っている!!」
しかも
「安い!!」
東京よりも大きめの袋に、潰れてしまいますよー?ってくらい詰め込まれて売られています。
それでたったの100円から150円程度。あたらす市場ならば100円で買えました。
宮古島に来たらベビーリーフのサラダを惜しみなく食べられるのが喜びです。
オクラが安い!
オクラって東京だと特に夏しか出回らず、5、6本入ってて安い時期で100円台、高い時期ならば300円程度することもあります。また、冬場になればもちろん国産は出回りません。
冬場になって地物が減るのは同じことですが、夏から秋までの間ならば宮古島はオクラがもう本当に新鮮で安い!!
オクラの安さが一番興奮しました。
だって、東京なら緑のネット状の袋に申し訳なさそうに5、6本しか入ってないのが、20本くらい袋にまたもパンパンに入っているんです!
しかも、100円とかで売られているのです。
もう東京ではオクラは高くて買う気になれないかも・・・と思います。
豆腐が安い!特に島豆腐
沖縄料理のゴーヤちゃんぷるーに欠かせない、豆腐。特に硬い食感の島豆腐が定番です。
この島豆腐、こちらのメーカーのものが東京ではメジャーです。
こちら、イオンネットスーパーならば170円(税込)です。
(参考:AEON www.aeonnetshop.com/shop/)
こちら沖縄のものかと思ってましたが、伝統的な製法を守って作っている日光の食品会社のものだったのですね。
知らなかったです。
宮古島に限らず沖縄には「島豆腐」を含めて豆腐の選択肢が豊富です。
特に、しっかり木綿系のお豆腐が人気のようです。
サンエーという地元スーパーでも、出来立ての無添加な豆腐が売られていたりします。
値段はもちろん安いです。毎日買っても家計に苦しいことはありません。
ちなみに、市場で買った無添加の島豆腐はたっぷり大きなサイズで180円ほどでした。
東京で買ってたのの半分のコスパですね。
野菜の物価については次の記事も読んでみてくださいね。
番外編:中古車が安い!
ずっと食品の話をしてきましたが、実は中古車も安いのです。
私自身、車を買ったことはないのですが、車のチラシが好きで子供の頃からよく見ていたものです。
宮古島で中古車が安いのは理由があるのです。
- 塩害がひどく、買い換える人が多い。
- 高い車なんてもったいなくて買うつもりがない。
- 安くて乗りやすい軽自動車か小型普通車で十分である。
- 別に型落ちでも、旧モデルでも構わない。
ということで、宮古島には型落ちの古いタイプが来ているのだそうです。
だから、かなりお得な価格の中古車が売られているように思います。
もし、宮古島で車が必要ならば、大事な車を持ってくるよりも、こっちで買った方がいいかな。
逆に宮古島で高いものって何?
逆に宮古島にも東京と比べて高いものがあります。私の目線で選んだ高いものたちを紹介します。
もやしが高い?!
結構有名な話らしいですが、宮古島はもやしが比較的高いですね。
高い高いとは言っても、買えないわけではありませんが、東京のように節約になるかというとそこまででもないような?
値段安定の西友で緑豆もやし一袋200gが28円ということもあるのですが、宮古島の場合は安くても40円台で売られています。高い品種なら78円というのもあります。
結構、沖縄ではゴーヤチャンプルーなどにもやしを使ってるイメージがあったのですが、それは沖縄風にアレンジされたものなのかもしれません。
ちなみに、もやしは沖縄の方言では「マーミナー(マーミーナー)」と呼ばれます。
もやしが高いのは、生産農家が少ないため需要と供給があっていないのが原因といわれていますが、真相は・・?
宮古島で買えないものは?
宮古島で生活してみて、これは困った・・ということって実際あまりないのですが、生きていけないレベルではなくても困ることがいくつかあります。これはあくまでも個人的な意見ですが、次のような問題があることを念頭に入れて移住されると良いでしょう。
- 洋服の選択肢が少なすぎる
- オーガニックコスメとか高級化粧品系は買えない
- 電化製品系は種類が限定される
- ユニクロ、無印などの一般的な服屋もない
もし洋服にこだわりたいならば通販するしかありません。電化製品も何かコレというものがあるならば、本土や内地から送った方が良いでしょう。
住んでみると気持ちは変わるので、一旦こっちに来てから考えて買い足していくと良いかもしれません。