宮古島といえば、海。そして、やっぱり夏のイメージがあると思います。
でも夏は航空券も高いし、混んでいるし・・むしろ本州が寒い冬にこそ宮古島に行ってみたい!と思っている方も多いはず。
実際のところ、宮古島の冬ってどんな感じなのでしょうか?気になる天気や観光の楽しみ方について現地在住ならではの情報をご紹介します!!
宮古島の冬の天気は?
「宮古島の冬って、半袖で過ごせるんでしょ?」
ってよく友人たちに言われることがあります。
私も実際昔はそう思っていました。沖縄って冬でも暖かいイメージありますよね。
でも、実は宮古島の冬は暖かくはありません。案外寒いです。
冬の平均気温 (最低気温)
11月 22.7度 (20.8)
12月 19.7度 (17.8)
1月 18度 (16.0)
2月 18.3度 (16.2)
3月 20.0度 (17.7)
参考資料:
weather.time-j.net/Climate/Chart/miyakojima
宮古島の冬はだいたい1月、2月だと現地の人は言います。
私個人の経験としては、夏が暑すぎるだけに、11月ごろになると急に肌寒く感じます。
東京なら大した気温ではなくても、18度くらいになると現地の人は寒い寒いと震えています。笑
宮古島の冬は風がすごい!!
気温だけ聞くと大して寒くなさそうなのですが、体感温度はもっと低いように感じられます。
というのも、風が吹き荒れるからです。
宮古島は台風でも有名なように、非常に風が吹きやすい地形になっているのです。
山がなく、ほぼ真っ平らなので、風が北から南へ、吹きっさらしのように吹き荒れるのです。
宮古島の冬が思ったよりも厳しいということは、住んでみるまでは全く予想もしていませんでした。
風の強さは、台風前後のような感じをイメージしてください。
傘をさしても意味が無いような強さの風が、ビュンビュンと1日中吹いている日もあります。
涼しくなってからでも、宮古島の人が歩かない理由がわかりました。
とてもじゃないけど、何キロも散歩に歩こうと思えるような天候ではありません。
自転車のるのもかなり厳しいです。冬に宮古島に来るならば、やっぱり車がおすすめです。
空と海の色はどんより
宮古島といえば、目がさえるような真っ青なコバルトブルー。
もちろん冬でも見える日はあるのですが、夏のあの色とはやっぱり違うのです。
私は冬から滞在を始めて、梅雨を経て、初めての夏を迎えました。その時感じたのは、夏の海の色が全く別格であるということ!!
冬は冬で綺麗だったけれど、夏の海の色とは全然違います。青さも透明度も5倍以上の差があります。
その理由は、空の色が関係しています。
冬の空は、だいたいどんより・・・・なんです。
関東だと「冬晴れ」という現象がよくみられますが、宮古島の秋冬はどんよりが多いです。
というか、沖縄が全般的に晴天の日が少ないみたいですね。
もちろん、本州などに比べたら、冬でもきれいなので、一度も来たことがない方はいいと思いますよ。
でも、これぞ宮古島!!っていう宮古ブルーをみたいならば、やっぱり夏がおすすめです。
冬の観光はどうしたら??
冬でも泳ぐことはできますが、ドライスーツやウェットスーツは必要です。11月頭までは観光客の人は海に入ってますが。(ツワモノは12月まで泳いでいるそう)
シュノーケル、ダイビングなどの潜る系のアクティビティは冬でもツアーがありますよ。
でも、やっぱり寒いことには変わらないので、冬の観光ならば、定番の伊良部大橋を渡ったり、島を一周してみたり・・ドライブがおすすめです。
冬の宮古島に来るのは、心のため?
冬の宮古島に行ってもやることなさそう・・・と思う人も多いはずです。
私も正直、海に入れない宮古島をどうオススメしていいか、迷うところがあります。
でも、宮古島では「何かをする!」のではなく「何もしない」というつもりで来て欲しいのです。
ゆったり、のんびり海を、島の空気を味わいに来てください。
本州よりも少しだけ暖かい宮古島を楽しんで。
それだけでも十分に来る意味はあるのではないでしょうか?
ぜひ、冬の避寒地として、宮古島へ来てみてくださいね。
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